教習日記

埼玉県 さいたま市中央区のペーパードライバー講習はプラスでどうぞ。

今回、三時間一日集中コースを受講されましたのは韓国で15年前に運転免許を取得され、5年程前に日本に移られました さいたま市中央区にお住いの男性の方です。
 
韓国では交通量の多い大都市部の中心街も無難に運転されていたそうですが日本での下記の様な異なる交通法規・道路環境に当惑しこれまでハンドルを握ることをためらわれていらっしゃいました。
〈韓国の日本とは異なる交通ルール・道路環境 例〉
①車両は、左ハンドル、車線は右側通行
②左矢印表示がある信号は、矢印表示時のみ左折可
③交差点での右折は、一部の例外を除き常時右折可
④信号の点灯順番(色が変わる順番)が日本と異なる
まず教習初めは、日本の左側通行に慣れて頂く為に交通量の少ない さいたま市東部の田園地帯に車を進めました。
勝手が違う慣れない左側走行に当初は緊張の面持ちでしたが、普段奥様の運転で助手席に同乗されることもあり徐々に慣れたご様子でした。
その後、一番不安を覚える交差点での左折・右折を農道等で繰り返した後、次第に道幅の広い大通りから複数車線の国道・バイパスへと向かいました。
さすがに車両も多く高速で行きかうバイパスでの右折はタイミングを掴み切れず汗をも滲ませる場面もありましたが元々運転技量には問題なく韓国で運転されていただけに交通ルールの違いもすこしずつ克服され、大きな交差点での右左折を重ねるうちに安全に配慮した手順を身に付けられていきました。
教習終了後には『不安は まだまだありますが家内のサポートを得ながら安全第一でまずは近隣の運転から慣れていきたいと思います』とおっしゃって頂きました。

掲載日:2021年04月06日

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